今まで野球を教えてくださった諸先輩方の野球の取り組み方、練習やトレーニング、
医療従事者、指導者の立場としての治療やコンディショニング・指導法を学ばせて頂き、
周りの方々の支えがあって、開業できたことに深く感謝致します。
私は、整形外科にて、一般整形疾患、子供からスポーツ選手のリハビリを主に行ってきました。
その中で、野球での身体の使い方が不十分で肩や肘にストレスがかかるピッチング動作、
腰部にストレスがかかるスイング動作で、たくさんの泣いてきた子供達を見てきました。
「肘関節のがん」とも言われている離断性骨軟骨炎(OCD)の患者さんもいました。
今現在では、全国各地で野球肘検診などが積極的に行われているため、
早期発見できて、休めば100%近く治癒します。
しかし、進行期で継続して続けてしまうと、治癒の確率が50%以下になるため
選手生命に影響します。
野球肩・野球肘の多くは身体機能の問題や動作に問題があるまま続けるため、
手遅れになるケースがほとんどです。
そのため、日頃からのメディカルチェックや動作の分析は欠かせません。
私が、動作分析で悩んでいる時に、動作改善指導の第一人者である、
BCS代表の前田氏と出会いました。
前田氏は社会人野球とプロ野球でのトレーニングコーチとしての豊富な経験、
筑波大学大学院の研究者としての経験もあり「動作の仕組みに基づいた理論」を
確立した方でもあります。
私も微力ではありますが、地元沖縄から野球の動作分析・指導を
あらゆる指導者、選手、医療従事分野の他に「動作の仕組みに基づく理論」を前田氏とともに
浸透させていく決意をいたします。
少しでも長く、子供達が野球を続けられるように、
沖縄の野球人口の維持とさらなる発展、
それから沖縄からプロ野球選手を輩出できるよう精一杯サポートさせていただきます。
2018年.
JIN BASEBALL Training labo代表
渡嘉敷 陣一
少しでも長く子供達が野球を続けられるように。